2018年8月1日水曜日

和歌山市長選挙の結果について

(左より、 応援に駆け付けた山本太郎氏、島久美子候補、福島瑞穂氏、宮本たけし氏)

7月22日告示の和歌山市長選挙の投票が7月29日に行われ、現職の再選が決定しました。投票結果は以下の通りです。

開票結果 

 無所属 (現職)    尾花 まさひろ   68,081 票
 無所属 (新人)    島 くみこ     28,145 票

   当日有権者数  309,958 人 
   投票者数    97,821 人
   投票率       31.56 

両者とも無所属となっていますが、現職の尾花正啓氏には自民・公明・国民民主の推薦があり、連合労組の応援もありました。
かたや元NPO法人理事長の新人・島久美子氏は共産・社民・新社会党の推薦と自由党および市民連合わかやまの応援を受けました。

投票率は、31・56%で、過去最低だった前回を0・72ポイント上回りました。

私達は、中心市街地の活性化を掲げ図書館の新駅ビルへの移転とツタヤへの指定管理化を進めた現職市長よりも、ツタヤ図書館への懸念に真摯に耳を傾け、当選したら事情をよく調べますと述べられた島久美子さんを応援していましたが、組織票の壁は破れませんでした。選挙自体の争点はカジノ誘致の是非でしたが、カジノには反対ですと明言した島氏に対して尾花氏はカジノについては前面には出しませんでした。
4年前よりも若干投票率が良かったのはカジノのせいかもしれませんが、それでも投票率が3割前後でしかないのは民主主義の形骸化を感じます。
このチャンスをつかみたいと候補者とともに街頭宣伝に立ち、道行く人にビラをまき、家屋にポスティングし、知人にも勧め、宣伝カーのマイクも握り、ボランティアで選挙戦に協力しましたが、政治に無関心な人々があまりにも多いと感じました。特に40代から下の層に手ごたえがありませんでした。

とにかく、これで市長選でツタヤに「待った」がかけられるかもしれないという 私達の望みは絶たれました。

情報開示請求に対して黒塗りの回答しか出さなかった市側の弁明書に対して、抗議の反論書を作成する予定です。





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